深刻化するドライバー不足の解消に向けて兵庫県バス協会が10月28日、神戸市中央区の神戸国際会館で加盟業者による合同就職説明会を開き、当社が運営にあたった。

　バス業界はコロナ禍で離職者が相次ぎ人手不足に陥ったが、時間外労働の上限が適用される「2024年問題」や、大阪・関西万博の来場者輸送も控えており、各バス会社はドライバーの確保に躍起となっている。

　このため加盟社が合同の求人イベント実施を要望し、協会が初めて開催した。説明会には加盟社のうち阪急バスや神戸市交通局、西日本ジェイアールバスなど計12社が参加。会場には朝から求職者が次々と訪れ、複数の企業ブースを巡りながら人事担当者の説明に熱心に耳を傾けていた。

　大阪バス協会も来年2月に大阪・梅田で合同就職説明会を開く予定で、兵庫と同様に当社が運営を受託している。